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年頭所感

年頭所感

 

和歌山木材協同組合 理事長 宮本次朗

和歌山木材協同組合の組合員の皆様、新年明けましておめでとうございます。皆様には良い新年をお迎えになったこととお慶び申し上げます。
昨年は、消費税増税による駆け込み需要後の反動によりGDPの約60%を占める一般消費が落ち込み、GDP成長が四半期の二分の一がマイナス成長となり、経営のかじ取りが大変難しい一年でありました。
しかし、考え方によっては、ちょうど二年前は泥沼の中にいた日本経済であったものが、阿部首相の経済施策『アベノミクス』により、現在ではデフレから脱却する道筋がはっきり見えているように私は感じています。
そして、個人も企業も将来に対する希望(夢)と言う、最近見られていなかった雰囲気が見え始めています。
問題は、アベノミクス効果の一つである円安が進んだことで輸出型の大企業は収益を大きく増やしましたが、中小零細企業にとって円安はデメリットの方が大きく、ほとんどの企業がこうしたコストアップを販売価格に転嫁できていないのが実態のように思います。それは、デフレが長く続いたため取引先も消費者も価格が下がることに慣れてしまったせいかもしれません。
このコストアップを克服するためにも、自らが反省しなお一層の省エネや事務の効率化への努力が必要かもしれません。
和歌山木材協同組合もこうした経済景気情勢の中で、委員会構成を充実し組合運営、活路開拓、需要開拓、研修旅行、木材PR、災害事故防止啓発、組合員に対する福利厚生、そして特任事項として大工育成、県産材に対す取組等研究課題が豊富です。
特に早急に解決しなければならないのは、①職員の増員、②隣接地の問題等については、一層の皆様のご努力、ご協力をいただきソフトラィンデングできますことをお願い申し上げ新年のご挨拶といたします。


2015年新年会 和歌山木材業協同組合<