製材機設置状況  此の様な不況の中にあっても一方、木挽から機械挽製材所を開設せんとする者が各地に相次いで増加した。本市にも機械挽製材が初めて設置されたのも此の頃である。  参考のため当時(明治38年)全国の製材機の設置状況を見ると、工場数491工場、設置機械台数凡そ1,300台の大きに達している。  本市に於ては僅ずか2工場存在するのみであった。吾が国に於ける此の様な機械挽製材の急速な発達は日清、日露両戦役後の急速な産業資本の確立と軍事的生産能力の拡充と相まって車輛、造船、工場建築、一般住宅建築の需要の増大によるものであるが従来、 鋸台数の分布
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